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​触れようとする

「触れる / 触れられる」をテーマにしたプロジェクト、AAPA『からだの対話の場をひらく』のメンバーとして、ダンサー、俳優、哲学者と活動をともにし、その活動プロセスをふまえたインスタレーション作品を発表した。このプロジェクトのワークショップやトークミーティングに参加プロジェクトの一つとして開催されてきた AAPA のワークショップでは、ボディワークやコンタクト・インプロビゼーション (CI) を取り入れ していく中での関心は、身体的な接触だけではなく、心理的な境界を越えて他者に「触れる」ことについてへと広がっていった。また、自身の「からだで感じたこと」を言葉にすることに取り組んできた。会場手前で聞こえてくる音声は、計 16 回のワークショップの中で発された 経験から「触れられない」者への触れ方として、制作を通して「手向け」の方法を探り展示した。 実際の言葉から抜き出し、朗読、録音したものである。そこで交わされてきた言葉は、ワークショップ内だけの話に留まらず、日常生活に おいての他者との関係性や親密さに通ずる話のように感じられた。

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